もともと、PCA(9629)は、4月22日付けで500株を保有している株主に対して、クオカード3000円を贈呈する旨でリリースしておりましたが、昨日100株以上の株主に贈呈することとする旨の実質拡充リリースを行っています。
この変更により、3000円のクオカードのために、50万円の株式買い入れ資金が必要であったものが、5分の1である10万円そこそこで済むことになるので、なんとも太っ腹な措置ですね。
ただ、クオカードというのは、結構景気敏感型優待であるような印象を持っています。景気が悪くなると、廃止などの改悪にさらされる傾向にあるような。そもそも導入しやすいですし、辞めやくすもあるという。
PCA(9629)の宣伝はテレビでよく見る
見ますよね。攻めるなら経理から、ってやつです。以下のホームページを見てもらえば、ああ、となるんじゃないでしょか。
http://pca.jp/
肝心な業績ですが、四季報によると今期は費用増で減益予想となっています。先日、第一四半期決算が発表されましたが、赤字でした。
ただ、その理由としてあげられていますのが、「平成26年4月の消費税改正対応に向けて、コールセンター部門、システム検証部門における増員施策等により、態勢の更なる強化を図っております。」ということですから、いわゆる先行投資というものと読めます。
ここでは、消費税が改正されて、ソフトの買い替え需要が発生することを見込んでのことかと思うのですが、リスクは消費税が改正されなかった場合ですね。その時には、株価ダダ下がりとなる可能性もありです。
分配金は、1株あたり30円あるので、利回り5%を超えていますから、魅力はあるのですが、先行投資でどうしても直近では業績がポンポンよくなることはないですし、消費税リスクをどう考えるか、ではないですかね。
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