今月号のダイヤモンドZaiでも桐谷氏密着の中で、パターンメイドシャツを作る桐谷氏として、掲載されていましたが、銀座山形屋(8215)です。この優待は、今回だけではなく、以前より年1でシャツを作る桐谷氏として、何度も雑誌で紹介されていましたね。
銀座山形屋(8215)の株主優待は、1000株保有で、店頭表示価格の20%の優待券2枚とパターンメイドシャツ贈呈券です。毎年3月31日現在の株主名簿および実質株主名簿に記載された所有株式数が1,000株以上の 株主様に対し、株主優待券(割引券・贈呈券)を発行となります。
銀座山形屋(8215)は買えるのか
まず、5期連続の営業赤字で継続前提に重要事象という点があります。今期は、久々に営業黒字が予想されていますが、それも景気が上向くことが前提と思われます。
もともとスーツというのは、景気敏感の最たるものと言われていますが、青山とかのチェーン店と異なり、銀座山形屋(8215)はオーダースーツによる高価格帯を取り扱っているわけですから、そのさらに最たるものとも言えます。
また、円安がこの銘柄に与える影響というものも考える必要があるのではないでしょうか。オーダースーツの記事は、海外から輸入するのが大半と認識していますが、その点どの程度の原材料強含みがあるかというところは、なんとも怖くもあります。
パターンメイドシャツ贈呈券について
パターンメイドシャツ贈呈券は、ヤフオクなどで売却しても4000円そこそこと言われています。現在の株価が86円ですから、利回りとしても5%以下です。それをよしとするか、そもそもパターンメイドシャツを作るなら良いかもしれません。
ただ、業績の点をどう考えるかですが、個人的には、継続前提に重要事象という点が気になりながらも、今後景気が上向くのであれば、むしろ悪材料出尽くしとも言えるかもしれません。
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