本日は、最近ちまたで売れている伊藤邦生著「年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち」を読みましたので、感想を書いてみたいと思います。結構間が空きましたが、本日は感想その5として、最終です。
[過去記事]
・投資力を身につけることが大切。「年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち」を読んで その4
・株と不動産投資どっちが儲かる?「年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち」を読んで その3
・お金持ちにはゴールドリバーが必要。「年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち」を読んで その2
・手取りの1割から3割を貯金箱へ。「年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち」を読んで。
年収1000万円の貧乏人年収300万円のお金持ち [ 伊藤邦生 ] 価格:1,470円 |
前回まで4記事にわたって感想を述べてきましたが、この本は題名からはわかりにくいですが、基本不動産投資の本です。ですが、著者の伊藤氏は元証券マンであり、不動産投資だけではなく、さらに広い「投資」に必要なモノという観点から書かれています。
特に第6章と最終章では、そもそも「投資」に必要な素養はといったことが述べられているのです。
優位性の重要さ
筆者は、「投資」で儲けるために必要な素養を5点あげていますが、その中で最も重要な点を「優位性」であるとしています。この点は、納得のポイントだと思いました。
この「優位性」とは、他のプレイヤーよりも優位に立つことのできるフィールドで勝負することにほかなりません。筆者は、ロスチャイルド家を例に出して、情報網、資金力、影響力という点をあげてみえます。
私たち一般人としては、なかなか資金力と影響力という面では、思いっきり限られているわけで、唯一情報網という点については、努力のしようがあると言えます。
例えば、株でしたら株のことが書かれているブログをサーフィンするだとか、マネー雑誌を買うだとかでしょうか。まあ、マネー雑誌の場合、あまりにも情報が多すぎて、個別銘柄が掲載されすぎているのが通常なので、なかなかそれで利益が上がった! というのは、難しいところが実際の個人的感覚です。
なので、やはり個人の方が運営されているブログのうち、これだと思った方の情報を参考にしてみるとかが良いのではないかと思うわけです。特に、株主優待という分野は、個人の強い分野だと思います。
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さて、以上ですが、「投資」に必要な素養のうち、他の4点については、これ以上書いてしまうと筆者さんに怒られてしまうので、ぜひ本を手にとってみてください。
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