「仕組み」節約術という本は2009年に発行されていますが、節約を「仕組み」にしてしまうことが大切ということを説く良書です。
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節約を「仕組み」にできるのなら、確かに苦が少なく節約することができそうだなと感じ、興味をもって読んでみました。今回は、その3です。
ダイレクトメールを受け取らない
筆者は、誘惑に弱いと自認している方は特にダイレクトメールを受け取らないということをあげてみえます。この受け取らないということも一種の「仕組み」と言えるというわけです。
また、ちょっと見のつもりでセールに行かないということも同じことのようです。詳しくは、本を手にとっていだくとして、他にも車やタバコ、ビールなどについての述べてみえますので、チクチクとココロを刺される方もいらっしゃることと思います。
わたしが一番面白いと思ったのは、宝くじに関するところです。筆者によると、ギャンブル系の還元率は、宝くじ約45%、競馬約75%、パチンコ約80%とのこと。
なーんと、パチンコって意外と還元率高っっつ!
とか、注目するべきところはそこではないのでしょうが、結構還元率高いんですね。じゃあ、パチンコ行ってみます? って、筆者がおっしゃりたいことは、宝くじには手を出さないようにということなんですが。
それにしても、競馬も結構還元率高いんですねえ。
http://money.houlz.com/kangen/
いくつかネットで調べてみましたが、確かにそんな感じだそうです。
と、いかんですね。これでは浪費術になってしまうのですが、やはり宝くじの還元率が低いことは間違いなさそうです。とはいえ、1発の威力は一番あるのでしょうかね。競馬も万馬券とかありますが。
まあ、宝くじは夢を買うという側面もあるわけで、買うならレジャーとしてということでいかがでしょうか。少なくとも必要経費にはしてはいけないということなんでしょう。
「仕組み」は習慣でもある
少し脱線しましたが、ダイレクトメールを受け取らないようにすることも、宝くじを買わないようにすることも、習慣でケリがつくことなんだと思います。もらわない、買わない習慣をつけて、それが普通になれば、イチイチそのことにストレスを感じないようになるわけですから、毎日それについて悩まなくても良いわけです。
早く自分自身をそのことに慣れた状態にもっていくということなんだと思います。要はマインドなんでしょうね。「仕組み」節約術には、そのマインドの助けとなる考え方がたくさん載っていますので、参考にされると良いかと思います。
(続きます。)
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