小遣いがスマホなどの通信費に圧迫されているって?

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皆さんはスマホとかの通信費に月いくら支払っていますか? 携帯電話が電話でしかなかった昔に比べて、今はネットもゲームもするわけですから、それは支払う金額も多くなっていることは、まったくもってあり得る話ですが、昨日の日経新聞に「小遣いにスマホの影」という記事が掲載されていました。

「小遣いにスマホの影 通信費増しわ寄せ」(電子版は以下)
http://www.nikkei.com/article/DGKDASDF2400S_U3A320C1NN1000/

小遣いの額は1990年がピーク

家計のお小遣いが減っている。総務省の家計調査では、2012年の世帯平均の小遣いは月額1万5800円と10年前と比べて4割減った。税や社会保険料のほか、スマートフォン(スマホ)普及で通信費がかさみ、消費低迷の一因になっている。(2013.03.25日経新聞朝刊)

記事に付いている統計によると、小遣いは月額1万5800円である一方、通信費は月額1万5114円となっています。実に、小遣いと同じくらい通信費にお金をかけていることになります。

そして、世帯の実収入は10年前からわずか4%しか減っていないとの調査もあるわけですが、結局のところ実収入が増えていない中で、通信費が増えているわけですから、その分小遣いが減っているのですね。

小遣いを圧迫している固定費とは

ニッセイ基礎研究所の分析では、「通信費や税・社会保険料など固定費が増えていることが、小遣いや交際費の絞込みにつながっている」とのことです。とはいえ、税金や社会保険料が増えていることは悩ましい限りなのですが、国の制度のことなので、結局なんともならないわけです。

ですが、通信費はなんとかなるはずではないかとも思うわけで。記事によると、これらの固定費が増加し続けているので、小遣いが減少し、消費が冷え、デフレが進行し、景気が悪くなっているとのことなのですね。

ということは、でも、携帯会社は儲かっているということなんでしょうかね。そんだけ通信費を昔よりとられているなら。ですが、それ相応に通信を使う世の中になっていますし、携帯会社にやられているわけではないんですよねえ。

通信費は減らせるのか

まあ、その人にとって何が大切なのかということもあろうかと思います。人によっては、小遣いよりも通信が命という方もいるわけで。

とあるファイナンシャルプランナーさんは、夫婦と小学生以下の子どもがいる世帯月収25万の場合、通信費は5%の1万2千円が適当とおっしゃっています。

二人とも携帯を持っていて、さらに固定電話があって、ネット環境があってとなると確実に超えてくる金額ですよね。固定電話をなくすとか、ネットはwimaxとかで一本化するだとか、いろいろと技はいたるところで紹介されていますが、この点、難しいところです。

miso

節約して貯蓄して投資して増やすというサイクルを続けて、今ではそこそこの投資玉に膨らんでいるが、その一部分は借金(融資など)で成り立っている。いつかThinK moNeyな僕ら株式会社を創立するのが夢。

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